毎日何気なく入力している勤怠データ。
実はこれ、会社に提出するためだけの情報ではありません。
自分の心と体の状態を教えてくれる、大切な「体温計」のようなものです。
教えてくれる「働き方の癖」や、疲れが溜まりやすいタイミングが驚くほど見えてきます。
自分自身のセルフマネジメントのために、勤怠データを活用してみませんか。
勤怠データが教えてくれる「働き方の癖」
私たちは、自分の働き方を主観的に捉えがちです。
「今週は忙しかった」「最近は少し余裕がある」と思っていても、実際の数字を見ると意外な事実に気づくことがあります。
例えば、特定の曜日に残業が集中していたり、月の後半に一気に稼働時間が増えていたりします。
また、特定のプロジェクトに関わっている時期だけ、急激に労働時間が伸びていることもあります。
このような「働き方の癖」は、頭の中だけで考えていてもなかなか気づきにくいものです。
毎日記録している退勤時間や稼働時間という「数字」こそが、客観的な事実を私たちに教えてくれます。
主観的な「忙しい」を客観的な「時間」に翻訳することで、初めて具体的な対策が見えてくるのです。
稼働時間を振り返る3つのチェックポイント
勤怠データを振り返る際は、以下の3つの視点を持つと、自分の状態をより深く理解できます。
1つ目は「全体のボリューム」です。
週単位、あるいは月単位での総稼働時間が、自分の心身の限界(キャパシティ)を超えていないか確認します。
2つ目は「業務のばらつき」です。
毎日平均的に働けているか、あるいは日によって激しい波があるかを見ます。
稼働時間の波が大きすぎる状態は、体調やメンタルのバランスを崩す原因になりやすいと言われています。
3つ目は「勤務の時間帯」です。
朝型の勤務が多いのか、それとも夜遅くまでの勤務が多いのか。
自分の体が最も活発に動く時間帯と、実際の勤務時間が一致しているかを確認してみましょう。
週に1度の「プチ振り返り」で翌週をデザインする
1ヶ月分のデータをまとめて振り返るのは、少しハードルが高く感じられるかもしれません。
そこでおすすめなのが、週に1回、金曜日の夕方や週末に5分だけデータを見る「プチ振り返り」です。
「今週は少し残業が増えたから、来週の前半は意識して早めに帰ろう」「水曜日に疲れが出やすい傾向があるから、水曜日の午後は重い会議を入れないようにしよう」といった、具体的な翌週のアクションに繋げることができます。
このように週単位で微調整(軌道修正)を行うことで、疲れやストレスを翌月に持ち越さない健やかなリズムを作ることができます。
今日からできること
自分の稼働時間をセルフケアに活かすために、まずは以下の3つのアクションから始めてみましょう。
・
毎週金曜日の退勤前に、その週の総稼働時間を1分だけ眺めてみる
・
稼働時間が長かった日に「なぜ長くなったのか」の簡単な理由を1行メモしておく
・
翌週のスケジュール帳に、意識的に「定時で帰る日」をあらかじめ登録しておく
自分の働き方を客観的にコントロールすることは、自分自身の生活とキャリアを守ることに直結します。
プライベート勤怠管理ツールの「myRyoma」を使えば、会社のシステムに依存せず、自分だけの働き方の記録を安全に手元に残し、いつでも自由に見返すことができます。