日々の仕事を振り返るとき、私たちは「タスクが消化できたか」ばかりを気にしがちです。
しかし、実は「どの仕事にどれだけの時間を使ったか」という稼働時間の中に、あなたの得意分野や本来のペースが隠されています。
時間の使い方を振り返ることは、単なる業務管理ではなく、自分自身の強みを見つけるための第一歩なのです。
なぜ時間の使い方が「強み」を語るのか
私たちは得意なことや好きなことに集中しているとき、時間の経過を早く感じたり、スムーズに作業を進められたりします。
逆に、苦手なことや不慣れな作業には、思った以上の時間がかかってしまうものです。
日々の稼働時間を記録し、振り返ることで、自分が何に時間を取られていて、何に対して高いパフォーマンスを発揮しているのかが客観的に見えてきます。
これは、主観的な思い込みを排した、確かな自己分析のデータになります。
稼働時間を振り返る3つのステップ
自分の強みやペースを把握するための、具体的な振り返り手順をご紹介します。
1. 業務をいくつかのカテゴリーに分ける
まずは日々の業務を「定型業務」「クリエイティブな企画」「コミュニケーション・調整」「トラブル対応」などのカテゴリーに大まかに分類します。
細かく分けすぎず、3〜5個程度にするのが継続のコツです。
2. それぞれにかかった時間を記録する
1日の終わりに、それぞれのカテゴリーに何時間使ったかを記録します。
大まかな時間で構いません。
会社の勤怠システムに入力する時間とは別に、自分だけのメモとして残しておくことが大切です。
3. 週に1度、時間の「納得感」を確認する
週末などに、記録した時間を眺めてみます。
「今週は企画書作成に5時間使ったけれど、充実感があった」「調整業務に10時間もかかってしまい、疲労感が強い」といった、時間に対する感情や納得感を振り返ります。
振り返りから得られるメリット
この振り返りを続けると、以下のような変化が生まれます。
自分の「得意なペース」がわかる
午前中の方が集中して重いタスクをこなせる、午後は単純作業が向いている、といった自分なりの最適な時間配分が見えてきます。
無理のない計画が立てられる
「この仕事にはこれくらいの時間がかかる」という予測の精度が上がります。
その結果、スケジュールに余裕を持たせることができ、突発的な仕事にも焦らず対応できるようになります。
キャリアの方向性が見えてくる
自分がやりがいを感じ、かつ時間あたりの成果が高い業務が明確になります。
これは、今後のキャリア選択や、社内でのアピールにおいて強力な根拠となります。
今日からできること
自分のペースを掴み、強みを発見するために、まずは以下の3つのアクションから始めてみませんか。
・
今日の終わりに、最も時間がかかった業務を1つだけメモする
・
その業務に対して「楽しかったか」「疲れたか」を一言書き添える
・
週末に、その週の稼働時間と気持ちの動きを5分だけ眺めてみる
会社のシステムに記録するだけでなく、自分自身のために時間を記録することが、これからのキャリアを支える土台になります。
プライベート勤怠管理システム「myRyoma」を使えば、会社とは別に自分だけの稼働記録を簡単に残し、いつでも振り返ることができます。
自分らしい働き方を見つけるために、まずは小さな記録から始めてみましょう。