何か新しいことを始めようとするとき、「やる気が出たらやろう」と考えていませんか。
しかし、やる気という曖昧な感情を待っていては、いつまでも行動を起こせません。
物事を続けるための秘訣は、やる気に頼るのではなく、行動を「自動化」することです。
今回は、意思の力を使わずに新しい習慣を身につけるための、ルーティン作りのコツをご紹介します。
1. なぜ「やる気」を待ってはいけないのか
脳は変化を嫌い、いつも通りの状態を維持しようとする性質があります。
そのため、新しいことを始めようとするときに「やる気」という強いエネルギーを必要とすると、脳が抵抗してしまい、長続きしません。
行動を継続するためには、やる気の有無にかかわらず「気づいたら動いていた」という自動化された状態を作ることが理想です。
歯磨きのように、深く考えずに自然と体が動く仕組みを整えましょう。
2. 行動を自動化する「きっかけ」の作り方
行動を自動化するための最も効果的な方法は、すでに定着している既存の習慣に、新しい行動をセットにすることです。
これは「イフゼンプランニング」と呼ばれる手法を応用したものです。
たとえば、以下のように「Aをしたら、Bをする」というルールをあらかじめ決めておきます。
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朝、コーヒーを淹れたら(既存の習慣)、本を1ページ読む(新しい行動)
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お風呂から上がったら(既存の習慣)、ストレッチを3分する(新しい行動)
ゼロから新しい時間を作るのではなく、既存の行動を「きっかけ」にすることで、迷うことなく次のアクションへ移れるようになります。
3. ハードルを極限まで下げる「2分ルール」
新しい行動を始めるときは、そのハードルを「2分以内に終わること」にまで下げることがポイントです。
「毎日1時間勉強する」という目標は、始めるまでに大きなエネルギーが必要です。
しかし、「参考書を1ページ開く」「机の前に座る」だけであれば、ほとんど抵抗なく始められます。
一度行動を起こしてしまえば、作業興奮と呼ばれる作用によって、自然とそのまま続けられることも多いのです。
まずは「始めること」自体のハードルを下げ、行動の心理的障壁を取り除きましょう。
今日からできること:
「明日やるべきことの準備を、今夜のうちに1つだけ済ませておく」
たとえば、翌朝勉強したい本を机の上に開いて置いておく、運動用の服を着やすい場所に用意しておくなど、行動へのステップを1つ減らしておきましょう。
日々の行動記録や、自分自身の時間の使い方を振り返るには、プライベート勤怠管理ツール「myRyoma」が便利です。
自分のペースを客観的に把握し、無理のない自動化ルーティンを作っていきましょう。