多くの会社員は、日々の勤務時間を会社の勤怠システムに入力していると思います。
しかし、そのデータは「会社が給与を計算するため」や「労務管理をするため」のものであり、あなたの成長の軌跡はそこには残りません。
また、退職すればそのデータにはアクセスできなくなってしまいます。
キャリアを他者に委ねず、自分自身でコントロールするためには、会社とは別の場所に「自分だけの記録」を持つことが大切です。
日々の稼働時間や業務内容を自ら記録することは、あなたのキャリアの主権を取り戻す第一歩になります。
なぜ会社のシステムだけでは足りないのか
多くの企業で使われている勤怠管理システムは、組織を運営するためのツールです。
そこから得られるのは「何時に出社して何時に退社したか」という形式的な数字だけです。
あなたがその日にどんな課題に直面し、どう工夫して解決したか。
どの業務にどれだけの集中力を注ぎ、どんなスキルを身につけたか。
そうした「キャリアの血肉」となる情報は、会社のシステムには保存されません。
また、転職や独立など、会社を離れるタイミングでそのデータはすべて失われます。
自分の頑張った証拠や成長のプロセスを会社のシステムに預けたままにしておくことは、自分のキャリアの歴史を他人に預けているのと同じ状態なのです。
自分で記録することで得られるメリット
自分自身で日々の仕事内容や稼働時間を記録することには、単なる「メモ」以上の大きな価値があります。
1つ目は、「客観的な自己理解」が深まることです。
会社の評価は、上司の主観や会社の業績に左右されることがあります。
しかし、自分で記録したデータは嘘をつきません。
自分が何に時間を費やし、どこでつまずき、どう乗り越えたかを正確に把握することで、会社の評価に一喜一憂しない「自分軸」が育ちます。
2つ目は、「時間の使い方」が劇的に改善することです。
何にどれだけの時間を使ったかを記録すると、「実はこの単純作業に多くの時間を奪われていた」「この企画を考えるのにこれだけの時間が必要だった」という事実が見えてきます。
これにより、翌日からの時間配分を自らコントロールできるようになります。
3つ目は、「将来の強み」が可視化されることです。
日々の小さな工夫や成果を書き留めておくことで、職務経歴書を書くときや面談の際に、具体的な数字とエピソードを交えて自分の実績を説明できるようになります。
「何を記録すればいいのか」のヒント
記録を続けるコツは、最初から完璧を目指さないことです。
まずは以下の3つの項目を、1日5分だけ時間を取って書き残してみましょう。
・取り組んだタスクと所要時間:どの業務にどれだけの時間を使ったかを大雑把に記録します。
・今日の小さな工夫や学び:仕事の中で「少し効率よくできたこと」や「気づいたこと」を1行で書きます。
・自分自身の状態:その日のモチベーションや体調を3段階ほどでメモしておきます。
これらを重ねていくことで、あなただけの貴重なデータベースが出来上がります。
きれいに整理する必要はありません。
未来の自分が読んだときに、当時の状況が思い出せる程度で十分です。
自分だけの記録が未来の選択肢を広げる
キャリアを自分で記録することは、将来の自分への投資です。
数年後に新しい挑戦をするとき、あるいは日々の働き方を見直したいとき、過去の記録はあなたを支える強力な味方になります。
会社の枠組みから一歩外に出て、自分自身の成長と時間を自分で管理する楽しさを感じてみてください。
今日からできること
・
今日の仕事の中で、1番時間を費やしたタスクとその時間をメモする
・
今週1週間の中で、最も「うまくいった」と感じた瞬間を1つ思い出す
・
毎日の仕事終わりに、振り返りのための「3分間」をカレンダーに登録する
プライベート勤怠システム「myRyoma」は、会社に依存せず、あなたの毎日の稼働時間と日々の成長を安全に手元に残せるツールです。
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